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『風車祭』・・・カジマヤーあれこれ
風車祭、と書いてカジマヤーと読む。

カジマヤーとは。

沖縄における生年祝いのひとつであり、数え年97歳のお祝いである。

人生最終期における、最大級の超ビッグイベントである。

はっきりゆって、結婚式を上回る…と思う。


旧暦9月7日に行われるのが原則とされ、当日は村を挙げて当人を寿ぐ。
琉球衣装に正装した当人をオープンカーに乗せ、街頭や屋内を風車で飾り立ててパレードする。
市長が表敬訪問?したりする。
翌日の新聞社会欄には必ずトップで載る。

何故97歳なのかというと…沖縄では未だに十二干支・旧暦で年中行事が当たり前に営まれている為、「生年祝い(マリドゥシヌユイ)」も数え年13歳の十三祝いから12年ごとに行われるのである(ここんとこ私の卒論テーマ)。

つまり列挙すると13歳、25歳、37歳、49歳、61歳、73歳、85歳、97歳が「年日(トゥシビー)」にあたる。
これは数え年なので、実際に祝われるのは実年齢より一歳前。
そう、亥年の今年、2007年正月には私mekeも島でちゃんとやってきましたよ…25歳のマリドゥシを!!


こんにちは〜mekeです〜(^^)


考えてみたら、島っ子ですが島ネタの詳細記事があんまりないので(だってあんま書いたらいつか特定個人が露見しちゃうもん…狭い島なんだよ^^;)たまには書いてみます。

きっかけは↓


『風車祭』池上永一/文春文庫


ハードカバーの分厚さ・重さを敬遠すること10年。
ようやく古本屋で状態のよい文庫版を見つけたので購入…やっぱ分厚い(^^;)
98年の直木賞候補作でもあります。
筆者の池上永一氏とは同じ島生まれ(彼は那覇出身で子どもの頃島に移住)であり、高校の先輩だったりします。
しかし最初の出会いはやはり↓



『バガージマヌパナス わが島のはなし』池上永一/文春文庫


「第六回日本ファンタジーノベル大賞」受賞作品のでびゅう作。
小学校6年生の時「何か読みごたえのある面白い本がほしい」と大好きな図書館司書の先生にお願いし、当時図書館に入ったばかりのこの『バガージマヌパナス』を薦められたのでした。


…初めて、読書しながら号泣しました。

舞台が自分とこの島ってのも珍しい作品でしたが、それ以上にキャラが、ストーリーが…お、オジャーガンマーがあぁ…っと、もうボロボロと泣きじゃくったもんです…(;;)
後にるちみに薦めたところ、彼女も電車の中でうるうるしちゃったそうだ。

ストーリーは語ると長くなるので割愛。
興味がある方はこちらから是非♪↓

『美ら島物語 池上永一』


…で、『風車祭』です。

これは98年に発表されて県内はもとより結構そこらの図書館にも置いてあるので、沖縄出身作家としては最も手にしやすい本のはずなのですが。
兎に角…分厚くてさ…文庫でも800ページ近くあるし(^^;)
ハードカバー本が大キライの私、装丁もあまり好みじゃなかったのでずっと読んでなかったんです。
それに…やはり、島に住んでる時って案外島が舞台の話に興味がなかったりして。
島を離れて一呼吸置いて、ようやく今、読み時かもしれない…と思い、取り掛かってみたわけです。

うむ、読み時でした、今まさに!

この作品が発表された当時から10年、2007年の島を巡る状況・環境はさらに激変しています。
そして池上氏が幼少期を過ごした1970〜80年代の当時と、私が幼少期を過ごした1980年代後期〜1990年の状況もかなり違う。
その微妙な差異がひしひし伝わる物語でもあります。
勿論、濃密につながる空気も漂ってるんだけどね。
物語を楽しむと同時に、考察すべき本だと思うので今後不定期に記事にしていこうと思います。

とはいえまだ第4章「旧暦十一月十一日 冬至(トゥンジー)」までしか読んでないので…今回は「方言だといわれてみればそうか、あれ方言だったな」特集です!!(^^)


作中、冒頭から注釈なしでぽんぽん出てくる方言表記。

かっこで訳はしてあるものの、微妙なニュアンスまで伝わるのだろうか…宮沢賢治の詩みたいにそのコトバ自体で独立した世界観になってたりするんだろうなあ…とか思いつつ興味深く読んでいます。
池上氏の子ども時代には子どもも普通に使ってたのかなこの言い回し(今は多分使われない)…とか、ああこれ方言だったっけ!とか、昔使ってたけど今は言わないなあ…とか、ページごとに出てくる出てくる。


『武志、あんたまたニーブイ(居眠り)してるねぇ。〜中略〜
ハイハイ、デージ(とっても)忙しいさぁ』(文庫版P8)


・ニーブイ…もう我が子ども時代にはあんま使用しなかった。
しかし高校進学で本島に行ったら、本島の子は結構普通に使ってた…るちみは今でも使ってる(^^;)
・デージ…島に帰ったら頻繁に使う。以下のようにも使用される。

使用例)『みてみ〜一番座よ〜!OOが散らかしてデージなってるどー』
(見てご覧、応接間をOOが散らかしてひどい有様になってるよ)

→年長者が年下の兄弟の悪事を親にチクる時など。 


ベーヒャー(いやだね)。あんな死に損ないの祝いになんか行くもんか』
(文庫P9)


・ベーヒャー…つ、使わない!「ベー」は「あっかんべー」の延長で使ってたけど。…しかし、やはりるちみは使う!!本島っ子の方が方言ふつーに使うと思うぞ。


『武志ニーニー(お兄さん)、早くいかんとオバァに死なされるよー


・ニーニー…お姉さんはネーネー。「○○ニーニー」と「△△兄ちゃん」と微妙に個人で呼び分けていると思う。今や全国区になったオジイ、オバア表記も同じく「××オジイ」と「□□おじちゃん」で呼び分ける。その境目は…よくわからん。

・死なされるよ…ひどい目にあうよ、くらいのニュアンス。
本気で殺意を持ったりしないってば(^^;)
しかし終戦当時、この「死なすよ」とか「タックルサリンドー(殺すよ)」の一言が裁判の争点になったこともあるらしい、一見物騒な言葉。
私は…ごく最近、K氏によく使うようになってきた…(−−)


トー(さあ)。パレードを始めるさあ』(文庫P12)

・トー…島に帰ったら使う。人を促す時、自分に勢いをつける時、また宴会でコップに酒を注がれる際にも使用される。

使用例)『ダー、ハイ、もうネーネーになったからお酒も飲めるさ、ハイ』
    (さあ、もうお姉さんになったからお酒も飲めるだろう、そら)
    『トートートー、ありがとうおじさん、もういいよ〜』
    (あああ、それくらいで、ありがとうおじさん、もういいですよ)

→久々に会った親戚のおじさんに酒を注がれる時など。


『大変さあ。オバアがこんなもの着たらハジカサー(恥ずかしい)よー』
(文庫P19)


・ハジカサー…昔使ってたけど、今は帰っても多分使わない。ハジカッサンとも。

使用例)『ええー!何その格好、ハジカサー!!』
    (げっ、何その格好、恥ずかしい!!)

→母親の服装等を嫌がる思春期の息子の苛立ちをあらわす時など。


ダールヨー(その通り)
アギジャ(くそっ)』(文庫P19)


・ダールヨー…もう使わないけど、島に残ってる同級生は使ってるはず。ダール、ダールダールなど、同意を表す時、「本当に?」と語尾を上げて疑問系の驚きを表す際にも使用。うちのばあちゃん(父方)がよく使ってたなあ…「だからよー」並みに何にでも応用可能な不思議な言葉として…(^^;)


使用例)『○○と××が別れたらしいよ』『ダールー(そうなんだー)』


・アギジャ…アギジェ、アーギジェーとも。悔しさを表現する以外に呆れかえった時などにも使用。私は語感からか、水浸しになった場面を見てやれやれ、という時に多用。

使用例)『アギジェ…零した…ごめん』
    (ああっ、零してしまった…ごめん)
    『アーギジェー、お前に頼まんければよかった』
    (あーあー…あんたに頼んだ私がバカだったよ)
→手伝いを頼まれ客間に運んだ湯飲みをひっくり返した私と母の会話…とか。




ああ、列挙したらキリがない。しかし一番驚いたのはこれ。

『でもキッサ(今)行ったばかりだよ』(文庫61P)

・キッサ…ついさっき、といったところか。しかし私…今日のこの日まで、「さっき」を「きっさ」とひっくり返して使ってるだけだと思ってたんですよ!!丁度「ハワイ」を「ワイハ」と呼ぶような、「ちょっとダサいひっくり返し言葉」と同列だと…!!
方言だったとは知らなんだ〜

使用例)『お父さんどこー』
     『はあ、きっさ出てったさ、もう知らん』
→父親を探して母親に聞いたところ、知らない間にどこかに逃げてったよ…と返答された時など。今でも…よく交わされる会話だなあ…(^^;)


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