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いちじくの葉
夏の午前よ、いちじくの葉よ、

葉は、乾いてゐる、ねむげな色をして

風が吹くと揺れてゐる、

よわい枝をもつてゐる・・・・・・・


僕は睡らうか・・・・・・・

電線は空を走る

その電線からのやうに遠く蝉は鳴いてゐる


葉は乾いてゐる、

風が吹いてくると揺れてゐる

葉は葉で揺れ、枝としても揺れてゐる


僕は睡らうか・・・・・・・

空はしずかに蒼く、

陽は雲の中に這入つてゐる、

電線は打つづいてゐる、

蝉の声は遠くでしてゐる

懐かしきものみな去ると。


―中原中也『未刊詩篇』より―


***


体調が…悪いのか何なのか?

昨夜夕方から猛烈に眠くなり、電気つけっぱなしで倒れてました。。

午前提出のレポートがあるので何とか4時半に起床、仕上げたところです。

あ ちょうどご飯がたけた…珍しく朝ごはんつくって食べて出かけようと思います。


そういや昨日は妹の誕生日でした。

今日は確かじいちゃん(故人)の誕生日ですね。

なんだか連続して忘れられない日の続く六月下旬です。
ポエマーな夜 / comments(0) / - / meke /
「秋日狂乱」

僕にはもはや何もないのだ
僕は空手空拳だ
おまけにそれを嘆きもしない
僕はいよいよの無一物だ


それにしても今日は好いお天気で
さつきから沢山の飛行機が飛んでゐる
――欧羅巴は戦争を起こすのか起こさないのか
誰がそんなこと分かるものか


今日はほんとに好いお天気で
空の青も涙にうるんでゐる
ポプラがヒラヒラヒラヒラしてゐて
子供等は先刻昇天した


もはや地上には日向ぼっこをしてゐる
月給取の妻君とデーデー屋さん以外にゐない。
デーデー屋さんの叩く鼓の音が
明るい廃墟を唯独りで賛美し廻つてゐる


ああ、誰か来て僕を助けて呉れ
ヂオゲネスの頃には小鳥くらゐ啼いたらうが
けふびは雀も啼いてはをらぬ
地上に落ちた物影でさへ、はや余りに淡い!


――さるにても田舎のお嬢さんは何処に去つたか
その紫の押花はもうにじまないのか
草の上には陽は照らぬのか
昇天の幻想だにもはやないのか?


僕は何を云つてゐるのか
如何なる錯乱に掠められてゐるのか
蝶々はどつちへとんでいつたか
今は春ではなくて、秋であつたか


ではああ、濃いシロップでも飲まう
冷たくして、太いストローで飲まう
とろとろと、脇見もしないで飲まう
何も、何も、求めまい!…



(中原中也)





*デーデー屋
でいでい屋。雪駄直しを職業とする者。

*ヂオゲネス
古代ギリシャ哲学者。アンティステネスの弟子で、ソクラテスの孫弟子。
死が迫ってきたとき、「私が死んだら、その辺に投げ捨てておくれ」と言った。
一説には「河に投げ込んでおくれ」と言った。

ポエマーな夜 / comments(0) / trackbacks(0) / meke /
あのひのラクガキ


青い道をてくてくゆくと
白いカベの上に
銀の笛を吹く男が座っているのがみえた。

夢の行方をきくと
男は静かに
元来た道を
指示した



そのうちに
道がどんどんと下り坂になり
石段になった
灰色の石段を
だんだんと降りてゆくと
いつのまにか
頭の上にも
石段がだんだんと
降りてゆくのだった


――――あるところで どうにも 前に進めなくなり


考えてはいけない
階段のその先を
のぞきみたら、







確かにあの女がいたのです



石灰岩をくりぬいた
窓のむこうに 紺ぺきの海

足元には
何体かの
おじぞうさまがあって

石灰岩は
細長い洞になっていて
その先には

何年も前の
かんこうポスターがはってある。





そんな こわい ゆめを みた


ポエマーな夜 / comments(0) / trackbacks(0) / meke /
あのひのラクガキ



バランスをとるのはいつだってしにものぐるいで

本当はまっくろに塗りつぶしてしまいたいのに

あえて赤とオレンジを選んで

つぶれるまでぬりつぶして

浮き上がったのは

「なぐりたい」というおもい。
ポエマーな夜 / comments(0) / trackbacks(0) / meke /
あのひのラクガキ


I'ts hard to balance when you are in love.

You're lost in the middle cause you have to decide between mind & heart.

HEART is the engine of your body and BRAIN is the engine of life.





どん底の夜に、呪文のように何度も何度も、

呟きながら、頭の中で泣いた。
ポエマーな夜 / comments(0) / trackbacks(0) / meke /
あのひのラクガキ


私はそのころ耳を澄ますようにして生きていた。

もっともそれは注意を集中しているという意味ではないので、

あべこべに、考える気力というものがなくなったので、

耳を済ませていたのであった。


(坂口安吾)
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落涙。
どーん 

のうてんがいたい 

いつもながら鮮やかな一撃をありがとう

もういちどがんばります。

1時までには、なんとか。
ポエマーな夜 / comments(0) / trackbacks(0) / meke /
年長者が年少者をみるときの
あの 目線。

言葉にするのも 意味はないからどいうでもいい、というあの目線が嫌。

ああ、いや違う。

「どうでもいい」「触れるな」っていうあの深い溝が怖いんだな。





最近、人とお酒を飲むのが怖い。

いや、人とゆっくりお話するのが「お酒の場」ってのがつまらん。

ゆっくり自分と対話してろってか。

特に寂しいとかひと恋しいとかじゃないと思うんだけど…






いまこの時間 えねーちけーが『死者との語り』なる呟き番組を放送しだしました。

ちょっとみてみよっかな。。

つまらなそうだなあ…(^^;)
ポエマーな夜 / comments(0) / trackbacks(0) / meke /
赤い絵と夢
こんな夢をみた。



「赤い絵の世界」に私はいて、私の手足も何もかも全部「赤い線」でできている。 

横に今にも死にそうなおばあさんがいて、死ぬ前に私は絵の世界を説明している。

「ここに雲があって、ここに公園があって、ここに子供が3人いるよ」

みたいに、左手に持った一枚の赤い絵を指差しながら。

おばあさんは言葉ひとつひとつに頷きながら、じっくりとその絵を見ている。

おばあさんは画面右側、私は左側、私の左手にその絵はあるんだけど、つまり「絵の中で絵を見ている」様子をさらに絵で見ている、という夢らしい。


説明しながら、何だか息苦しくなってきた。

それでいて涙があふれてあったかくなってくる。



そして目が覚めた。




「何処」の世界なのかはすぐわかった。
引越しして1週間、家具のない部屋の床にはいろんなものがとりあえず積み重ねられているんだけど、その片隅にこの写真の絵がある。
ほんとは壁に貼りたいとこだけど、コンクリなので画鋲が使えず、とりあえず床の上に置いてある。


200802202315000.jpg


5年前、新宿南口で買った絵だ。たぶん300円くらい。はがきサイズのがもう2枚。

東京に通い始めた頃だった。

黒い雑踏の中で、その絵描きのにーちゃんの足元だけが赤かった。



その頃私は赤い色に没頭してて、赤いボールペンだけ何種類も集めては暇さえあれば曲がりくねった感情と思考をそこらの紙片に乱雑に描き(書き)殴っていた。
赤、という色のことを考えると何か胸の動悸が止まらなかった。
赤い色の中に埋没したくて、赤い色でぐるぐる自分を緊縛していた。

写メ画像(おまけに間接照明下のセピア機能)でわかりにくいんだけど、多分どっかの廃材置き場かなんかに建つオンボロ建物の手前から向こうに道が走っている、という構図。
空に星はあるけれど、夜なのか夕方なのか明け方なのかはわからない。

赤い絵は他にも何枚かあって、どれもこれもがいつまでもじっと見つめていたい不思議な絵だった。「ノスタルジア」を感じる、といえばそれまでだけど、自分とは距離のある世界観のようだったし、哀しくも苦しくもなる絵だった。

だけど全部ほしくなった。

そうもいかないので、悩んだ末にこの絵と、もう2枚ハガキ大のを買ってみた。

あれからもう五年たつんだなあ。。



実はこの絵を買った数日後、京都国立近代美術館で横尾忠則展に行ったのだが、そのすさまじいイメージの嵐(作品数も規模もものすごかった)にもまれもまれて、初めて展覧会全体を3周くらいして堪能したその最後の最後。

「暗夜光路」というシリーズで、私は生まれて初めて絵を見て涙がでた。

構図はこの写真の絵と似ていて、路地の交差に立つ建物の角ばかりを描いたもの。

その前には「家族狂」とか「私への回帰」とか「血と記憶と繋がり」に関わるやはり「赤い」イメージがどっぷりと広がっていたのだが、最後のこのシリーズはほとんど雨の日の夜とか、冷たい静寂の中に佇む建物ばかり。

先日に買った絵といい、横尾忠則といい、どうして自分がこんなに赤に惹かれるのか、そして「血と記憶」にこだわるのか改めて不思議に思った。

そこにはどうしても、関係が複雑になってきたK氏という男が絡んでいて、私は自分と奴が出会った意味とかいまどうであるかとかそれが今後の私にどう影響するんだろうだとかをただただ考えていた。「希望」や「恋心」はあんまりなくて、肉が触れる度に「赤い何か」はどんどん重みを増していくようだった。それは初めての体験だったし、哀しくも苦しくもあったけれど、ドキドキと動悸が止まらないものでもあった。


絵はその後3年間、寮の箪笥の扉にセロテープで貼り付けられていた。
服を着るたび、絵の中の家族はどこにいくんだろうとか、この階段はどこに続くんだろうとか、この道の向こうは森だろうかとかふっと考えた。

そして卒業した。

私はいろんな女の子やなんやかやを押しのけ、奴のいる東京へ行った。

じいちゃんが死んだことでふんぎりがつき、全く不安定な世界を選択するのにも躊躇はなかった。

相も変わらずの傲慢な自信と好奇心だけを持って。


K氏と住む部屋は私が探した。

プライベートは別けようとかで、真ん中にキッチンのある2LDK。
見晴らしも日当たりも大家さんの人柄も防音もばっちり。
その部屋で2年間、本当にほんとーーーーにいろいろあった。

いろんなおいしいモノを食べたのはあの部屋だし、大音量で飲んだくれたのもあの部屋、初めて奴を殴ったのもあの部屋だし、顔で笑って心で号泣したのもあの部屋だし、ほかの女とらぶらぶ電話してるのをじっと聞いてたのもあの部屋だし、その女が完璧な声と笑顔で私を殺しかけたのもあの部屋、青空がとても綺麗だったのもあの部屋。

そして奴がいまも住むあの部屋。



プライベートは結局別けられず、この赤い絵がスーツケースの中から取り出されることはなかった。というか、私の荷物とか私の空間だとはみんなK氏と融合していた。
それがよかったとか悪かったとかはわからない。

いろんな女からの電話と手紙と気持ちが部屋の片隅に徐々に増えていった。

何かを死ぬほど考えたり形にすることは減り、でも触れることは心地よかった。



そしてK氏は私と同じ空間にいることを拒んだ。

翌日から唐突に奴は「別け」始めた。

昨日までの当たり前はあっという間になかったことになった。


その夜、「私のもの」がほとんどない物置と化した部屋で、私は引っ越して初めてスーツケースをあけた。
中には、卒業前にコーヒーをぶっかけて真っ黒になった(でもハードは生きてる「可能性」のある)ノートパソコンと、赤い絵が入っている。

絵を、奴と別けられた扉に3枚、セロテープで貼った。

奴は目もくれなかったけど、この寂しい世界は私を慰めてくれた。
「そこに行きたい」「帰りたい」とは思わない。
5年前、今と違う種類の暗闇の中で、赤い世界はすぐ隣に寄り添ってくれていた。
これからまた新しい苦しみが始まる。それでも生きていかないと。


それから1ヶ月後、私は部屋を出た。
日常は非日常になり、仕事をしていても上の空。帰る目的もないから帰りは遅い。
住む目的もないから、部屋を転々として、落ち着くことはなかった。
京都に戻ろうと決め、京都で「生活」することだけを目標に数ヶ月耐えた。

そして仕事を辞め、ようやく引っ越した。

今日はネットに接続。これまた2年ぶりにパソコン(生きてるやつ)を開けた。

昨日は赤い夢をみた。

久しぶりに、早くこの絵を壁に貼らなきゃ、と思った。床の上じゃなくてね。

…ふと思い立って絵をひっくり返してみた。



そうでした。

絵描きのにーちゃんはあの時サインしてくれたんでした。

駄目もとで名前を検索してみると一発でビンゴ。

そんなわけで、今も昔も側にいてくれる絵の世界をご紹介です☆↓



『オカダシゲヒロのホームページ』


楽しみが増えました…vvv



3月12日追記>>
何ということでしょう…最後の最後にご紹介させていただいたお名前を…私ときたら間違えて表記していた!!!!!!何たる無礼千万!!オカダ様、本当に申し訳ございません。
改めて訂正させていただきます。正しくは『オカダシゲヒロ』様です。
恥ずかしさのあまり穴があったらもぐりこんで暫く出てきたくない気分…(;;)
さあ皆様、こんな間違いだらけのブログから脱出し、是非ステキHPにとんでいってくださいませーー!!!!
ポエマーな夜 / comments(0) / trackbacks(0) / meke /
ないなあ〜
200712122314000.jpg
ないな〜ないな〜パソコンの電源コードないな〜M-1のDVDみれないな〜

ないな〜プレステの機嫌悪くてDVD回りもしないな〜たたいても回らないな〜プラウザ表示って…意味ないな〜オイ(´Д`)

ないな〜ないな〜部屋中ひっくりかえしたけどコードみつからないな〜お腹の激痛笑ってごまかそうと思ったのに悲しいなぁあ〜!!



…ああっ!?




五度目の正直で回ったああああ〜〜!!再生ーーッ!!




あ〜 おもしろかったぁ☆

やはり初期は勢いがいいなあ〜しかしいつも思うけど、審査員の某方々はなんであんなにふんぞりかえって見てるんやろ…面白くないにしても芸人に敬意を払えよ…ベテランかもしれんけど視聴者は不愉快になるだけだなあ〜と、思った(-_-;)



笑い飯の靴ないな〜風で今夜はおやすみなさいデス。

ちなみにこの激痛は初めての胃炎だそうです♪(;_;
ポエマーな夜 / comments(0) / trackbacks(0) / meke /