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ようやく一山越えたというわけで・・・*追記あり
前々から述べてました、 「試験が終わったら勉強したいこと」 (矛盾してんな〜)に

今こそ取り組まねばと、図書館からガッツリ借りてきたうちの一冊。

『ルポ 貧困大国アメリカ』

さっき読み終えました。

・・・

・・・

はい

一気に

気分が

ドーーーン。。(T−T)


ええ、毎度影響され易い人間なんです…

こないだ沖縄帰ったときは飛行機の中で久々に戦争体験記を読んで泣き沈んでましたしね。。


で、この本ですが。

途中までは良質なレポでしたが、途中から「良くも悪くも岩波文庫」な展開になっちゃってます。

勿体無い…ルポに徹していれば凄くタイムリーな、アメリカを知る為の入門書だと思うんだけどな〜

マイケル・ムーアの『SICKO』を観るか、コレか、って気がします。

但し双方とも「ルポ」であって「ルポ」ではない、という視点で向き合わないといけないけど。

毎度棚上げにしがちなんで、今回は夜に少しでも感想文書こうと思います。


その前に〜 

まずは 夕ご飯をば…

私のブログ、毎回最後はご飯のことしか呟いてない気がするなあ^^;


*****以下、追記****


…で、改めて感想文です。


ニューヨーク    243万円
ロサンゼルス   194万円
サンフランシスコ 193万円
ボストン       169万円
香港         152万円
ロンドン             114万円



さて、これは一体何の数字でしょう・・・??


答え


なんと


盲腸手術入院の総費用都市別ランキング。


盲腸ですよ、盲腸。

ニューヨーク〜ボストンまでは1日あたり、香港は4日あたり、ロンドンは5日当たりの金額です。

ちなみに日本は1日あたり平均6万4200円とのこと…

いやいや、それでも十分イタすぎる出費なんですが…!!

以前友人が急性アルコール中毒で救急車搬送された時、保険がきかないとかで一晩4万円近く請求を受けた、と言ってましたが、それどころじゃないですね。。(><;)

冒頭、サブプライムローンの破綻により追い詰められる貧困層の実態から始まるこのレポ。

「アメリカンドリーム」の華やかさの影で、徹底した市場競争システムに翻弄される「貧困国アメリカ」の姿を、「医療」「教育」「保険」「軍事産業」の側面から告発した本です。
アメリカには国民保険がない…とか、低学歴の若者は軍隊に流れる…とか、話だけはよく耳にしますが、具体的にどういうシステムになっているかは知らなかったので参考になります。

最も興味深かったのは、「貧困と肥満」の現状。
曰く、ニューヨークでは公立小学校に通う生徒の50%が肥満児だとか。
半数が肥満って…!!(@@;)

で、その原因が「フードスタンプ」と呼ばれる、貧困家庭に支給される食料交換クーポンにあるのだというのです。
つまり、毎日の食費にも事欠くような状況では、安くて調理の手間もかからず、手っ取り早くカロリーを摂取できるジャンクフードに食生活が偏る→貧困層に肥満児が増加する、という。

2004年にマックだけを食べまくる、という超危険ドキュメンタリー『スーパーサイズ・ミー』が話題になりましたが、「何故アメリカ人はジャンクフードばっかり食べて太ってるのか?」という疑問に貧困があったとは…

例えばコネチカット州のような裕福な地域では親が子どもの食事に気を遣うことができるけど、あのハリケーン・カトリーナで甚大な被害を受けたミッシシッピ州やルイジアナ州は全米でも最も貧しい地域のひとつであり、食費はフードスタンプに頼らざるを得ない。
よって貧困層にますます肥満児が増えてゆく…という悪循環。

その他にもゲッソリするような現状がこれでもか!と羅列されてゆくこの本。

読み終わった後は…はい、ゲッソリしますね…(´Д`)

しかしまあ、気になる箇所も幾つかあったので、ちょっと述べてみます。

まず、最初に感じた「良くも悪くも岩波新書」の意味ですが。

「小さな政府、レーガノミックス、過度の市場競争主義は失敗だった」と、何度も何度も「日本と比較して叙述」した上で、ラストに「共産党」や「九条」を出してくる、論としての戦略性の弱さ、といいますか…絶対、この手法、この言葉のみに過剰反応して「こんな本は嘘だ、アジテーションだ」と否定する読者は多いはず。
この点に「勿体無い」と思ってしまう。
レポされている事例は、決して架空の出来事ではない「事実」であるだけに。
そして、筆者が思いをこめてインタビュアーに向き合っているだけに。

一定の価値観を持った人間による「公平なルポタージュ」なんてものは存在するはずがない。

という
視点を、作者の視点から少し距離を置くという行為を、読者は忘れてはいけないと思う。

「新自由主義に対する一方的すぎる批判」「軍事論としては幼稚」「現代経済史を何もわかっちゃいない」から、切り捨てられるほどのトンデモ本では、決してない。
作者の目線がどこに置かれているかを理解した上で、自分ならこの日本でどう選択し、行動しうるのか…を問いなおすための、絶好の入門書だと思う。
読みやすいし(その読みやすさを疑ってかかる必要も勿論あるわけですが)。


さらに、この本に於いて私が最も有意義だと思った視点。
それは「だから9条を守ろう」でも「メディアの中立性」でもなく、

「反戦を訴える運動でさえも、それを展開する側が、まず戦争がビジネス力学の結果であるというからくりをしっかり理解すること」

という運動家の言葉。

「戦争をしているのは政府だとか、単に国家VS平和という国家単位の対立軸ではもはや人々を動かせない〜中略〜何よりそれら大企業を支えているのが、実は今まで自分たちが何の疑問も持たずに続けてきた消費至上ライフスタイルだったという認識と責任意識を、まず声をあげる側がしっかりと持つことで、初めて説得力が出てくる」


…うーん、どこかの「自称革新政党党首」にかけてやりたい言葉かも^^;

細かい点では、「フードスタンプ制度」自体が貧困の原因…というより、結果として悪、なだけで制度自体が全て悪、というわけじゃあないんじゃない?という点が気になったかな。
上述した「消費至上主義」と関係するけど、ジャンクフードを食べることしか楽しみがない生活…ってのも肥満増加の背景にあるんじゃないかなあ〜と。
何が自分にとっての幸せか、幸福の価値観を消費以外の何かに求めるべき時期なのかも。

そして軍事に関しては「戦争屋の搾取」だけが問題なのか、全くもって知識がないのでちょっとわからん…これは自分の課題として、今後勉強していこうと思う。

うお

レビュウまともに書いたの初めてかもしれん。。

この程度でも凄く時間かかるなあ…

毎度良質の記事をUPされてる方々って本当に凄いんですね。。


さて

再びおなかがぐ〜してきたので…

ジャンクフードではなく、きゅうりでもかじろうかと思います…けろろん。


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リズムが悪い。
最近、リズムが悪い。
 
朝起きるのも遅ければ(むしろ昼)、夜寝るのも遅い。

ヤバいと思って早めに寝ても、2時、3時まで目が冴えてる。
 
(恐くて時計見てないけど絶対そのくらいまで起きてる自信がある)。
 
今日みたいな日は大学行かないといけないから起きるんだけどねー

そしてアイスクリームが食べたくて仕方ない…暑いよ〜

冷蔵庫の中のガリガリ君への欲望と葛藤しております。。


さて、今日何となく立ち寄った本屋でこんな本を発見。


 
『リングサイド〜プロレスから見えるアメリカ文化の真実〜』
スコット・M・ビークマン/早川書房



アマゾンに中古あったらどうしよう…でもなんかレアっぽいしないかも…

とはいえこの書店あまりこないしな〜などと悩んだ挙句、買った。

そしてアマゾンにあった、中古。

おうのう。。(;;)


購入の理由は以下。

・ムック本ではなく、歴史学者が書いた文化史である。

・パラ見した限り、プロレスが「アメプロ」として流通してゆく過程が文化背景に照らして記述されてるっぽい。

・アメプロ関連書はムック本でもせいぜい2004年あたりが最新本として書店に並ぶ中、
コレの本国での発表は2006年。比較的最近の動向も述べられてるのではないか。



アマゾンレビュウを見てみると、翻訳者がプロレスについて知識皆無の点や

最近の動向が大雑把すぎる、大半が昔の事例すぎてわからん等の批判もあるようだ。

しかしまあ、ギリシア神話の時代に始まり南北戦争を契機に全米に広がったレスリング通史など、ざーっと読み流すだけでも結構面白い。

大体私自身が超・ビギナーファンだから、神話から始めても全然違和感ない。

まだ電車の中で読み始めただけだから詳しいレビュウはできないけれど、他のスポーツとの関連や他国(メキシコとか日本とか)との関連史が薄いかなーって気もする。

しかし冒頭、

『プロレスはあまりリスペクトされていない。往々にして馬鹿らしい、幼稚だと嘲笑われ、例えばテレビの昼メロやNASCARのモーターレースのような、”B級カルチャー”と同類だと思われている』

という記述なんか読むと、こないだ来日したHHHが「レスリングに敬意を払う国日本で興行できて嬉しい〜」なんて語ってたのもこういうところにあるのかな、なんて思う。

本国アメリカでも、真面目に?文化史研究の対象としてプロレスを取り扱ってる人は少ないようだ。そういう点ではまあまあ貴重な本ではないかな…実際、あまり類書がないらしいし。


とはいえ、ネットの一ファンのサイト・ブログの方がこの本より断然詳しくて愛もこもってそうだなあ〜

でもそういうサイトの更新も2004年〜2007年を最後に終わってるとこが目立つ気が…往年のファンのプロレス離れってのは本当に著しいのかもしれない、とそんなところで感じてみたり。
この状況下での先日の三沢氏の死は、きっと私なんかが想像もつかない程の衝撃だったのだろう。

そんな今頃アメプロに興味を持つとは…自分でもようわからんww

全ては試験が終わってから…だけど、できたらWWEとマイケル・ジャクソンをアメリカエンタメ文化の側面から自分なりに考察したいな、なんて思っております。


ちなみに、その他絶対ハマる要素があって避けてるスポーツが…

競馬。

いやマズいって、これは。ギャンブルだもん。身持ち崩す自信があるからまずいって!

東京にいたとき、すぐ近くに大井競馬場があってね…競艇場もね…

自分でもよく行かなかった!と褒めてやりたいわ☆
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選書してました。
実習中のクラスの学級文庫が凄く少ないので、

担任の先生に了解もらって私の部屋の本たちを一部寄付させてもらうことにしました。

手始めに、当初るちみに送るつもりだった『九龍城』の図解をあげたらまあ結構な人気で。


大図解九龍城
大図解九龍城
九龍城探検隊


るちみすまん…先に送ったやつだけで勘弁してくれ(^^;)

どうしても欲しかったら次の誕生日にまた贈るよ☆


で…

買ったはいいけどあんまり読んでない本、一回読んだからもういい本の中から

小学生にも大丈夫そうなやつを7、8冊セレクトしてみました。

まあ東野圭吾読むくらいなんだから何だって読むだろうけど

(私なんて小六の時は横溝正史や志茂田景樹のエロ推理小説ばっかり読んでたし…)、

「先生」が勧めていいかどうかはまた別というわけで…一応内容チェックしてたんだけど。

藤原新也の『メメント・モリ』は流石にマズイよな…いい本だけど(^^;)

犬に喰われる死体の写真みて給食食べられなくなったら大変だ。

あと『古代インドの神』も。写真や解説豊富で面白いんだけど、

カーマ・スートラも載ってるからマズイよな!やっぱ。

小さな子たちをみてると、広大な読書の海をわくわく読み進めてるって感じの勢いが何とも羨ましい。

大人になると時間つくって必要な本を選んで読む、って感じだもんなあ…


自分が小学校の頃、あまりにもドイルか平家物語ばっかり読むので、

父親に「読書の幅を広げろ」とこの人には珍しく訓戒めいたことを言われた記憶がある。

かといってあれを読めとかこれを読めとかは言わない親ではありましたが。

幅って何よ!文豪ってやつか?っと思い

とりあえず『カラマーゾフの兄弟』を読んで2ページで大挫折。

幅は…無理に広げようとせず、時がくれば自然と読むのが一番だよ…などと思ったあの日。。

しかし今になって思うと、自然なタイミングって「そこにそれがたまたまあったから」

ってのも大きいと思うんだよね。学級文庫にそれしかないから仕方なく…みたいな。

そこで今の自分とは全然かけ離れた価値観の本に出会うことができるってのは

いい経験なんじゃないかなーっと思う次第。

九龍城の紹介の時に香港返還の話したら「返還って何ですか?」って興味も出てきたみたいだし。。

これから沢山の「知らないこと」に出会っていくんだなーっと思ってみると、

やっぱり小学生ってのは希望と可能性のカタマリなのだな、と感動しきりの今日この頃です。


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うおーん
コンビニの復刊漫画本コーナー(って勝手に名付けてますが)に今、まさに並んでる、ジョジョ第三部の書き下ろし表紙…!な、なんなのだこのディオ様の色気はーッ!!!

ドドドドド・・・




どーん!!

むぎゃあ すんげー 書き下ろしの魔力!!

うっかり買ってしまうところだったろうがよォ…全巻集めてるのに…ッ

私は特にディオ様のファンって訳じゃあないんだぜー

そしてこっちのジョセフにもときめくぜえっ





まあ正直、ジョセフなのかジョナサンなのかぱっと見わからんかったが(^^;

→すんません よく見たら「ファントムブラッド」なんでジョナサンですね(大汗)

はっ いかんいかん!!

ビーティーもこれでうっかり買っちゃったんだった(愛蔵版持ってるのに)

節約 しばしの間 書籍費節約を心に誓わねばなりません…

そういや今ルーブルで荒木センセの作品展示もされてるらしいなあ…

フランス…節約…無理だ…



・・・今調べたところ

『集英社リミックス』というシリーズだそうですー

アウターゾーンは・・・もう出てるんだー残念〜 

ってか単行本で集めろって感じですね。

はっ 節約節約ゥ!!。゚(゚´Д`゚)゚。
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久々に
200901202205000.jpg

まんがをどどっと大人買いしてしまいました。
藤田和日郎『からくりサーカス』全43巻www

実は高校の時に24巻までは揃えてたんです。
実家のダンボールの中で眠ってました。
以来、唯一立ち読みする少年サンデー連載漫画、ということで筋だけは追っていたという。
掃除中にうっかり発見してしまい、止まらなくなったのでもって帰っちゃった〜
よって展開や結末は微妙に知っちゃってるという…(;;)
ああ、でもガマンして一気読みすればよかった〜!!
おもしろい、おもしろいけど薄々展開知っちゃってるのが悲しい〜!

いつかどっかの記事で書きましたが、現在連載中の作品から「少年漫画への熱い魂」をビシバシと感じるのは、この藤田作品と村枝賢一作品だと思っております。
絵柄は実は苦手なタイプだったりするのですが(人間とかの)、「漫画かきたいー!!」ってコドモのような心が大人になっても衰えることなく爆走してる、稀有な漫画家だなーって思うのですよね。
ちなみに『うしおととら』はコミックスで全巻、さらに完全版で全巻揃えております。
これももって帰ろうかと思いましたが荷物重くなるので我慢(^^;)

その他実家に眠る全巻モノは

『ブラック・ジャック』文庫版全16巻

『金田一少年の事件簿』短編集も合わせて初版で全巻(これはこだわった)

『ガラスの仮面』文庫版全23巻

『シティー・ハンター』文庫版全18巻

『エンジェル・ハート』15巻まで(あと飽きて収集する気ゼロに)

『スラムダンク』完全版全巻(収集妹1)

『バガボンド』24巻まで(収集妹1)

『ROOKIEES』全24巻(収集弟)

『グラップラー刃牙』なんかタイトルいろいろ変わってるの含め全巻(収集弟)

『エースをねらえ!』文庫版全14巻(収集妹2)

『ハチミツとクローバー』コミックス全10巻(収集妹2)

等々、4兄弟が高校の時までに揃えた漫画で本棚が埋め尽くされ、押入れの中にも読みきりや収集途中で挫折した漫画本たちが山積みされている始末。
いつかシロアリが大発生しないかと母をヤキモキさせております…
実際、父が三十年近く収集した古本が腐ってシロアリの巣窟となり、数年前に大改修工事が行われた我が家の書庫。
でもうかつに捨てられないんだよねえ…
あ、でもエンジェルハートは売り払ってもいいかな…

読破してスッキリ、しかし部屋はごちゃごちゃ状態なので、これより掃除にとりかかります!
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本を巡って
先日のことですが、恩師の本を購入しました。


抗いの条件―社会運動の文化的アプローチ
抗いの条件―社会運動の文化的アプローチ
西城戸 誠


「フリーター」には手痛い3,675円ナ〜リ〜☆
ゆってくれたら著者割で2割引で送ったのに!とおっしゃっていただきましたが、いやいやそんなわけには…(^^)
恩師、と言わせていただくのも甚だ恐縮、というか申し訳ないくらいなのです。
実は研究論文を拝見させていただくのはマジではじめてなんですよね…
サイテーな「教え子」だわ(;;)

一応大学入学時は「日本史」がやりたかったはずなのに、当時いらっしゃった某古代史教授とどーっしてもソリが合わず、さらに周りの「社会科専攻の学生」とどーーーしてもノリもソリも合わず、心身ともに放浪しきっていた頃に、先生がやってきたのでした。

それから三年間、実際指導していただいた、というより見守っていただいた、という方が正しい。

あんな「膨大な量のまとまりのないエッセイ」を卒論と認定していただき、いやそれ以前に単位とりこぼしで残留するところを叱咤していただき、好き放題やらせていただきと、本当に本当に有難いことである。。

こう、「腐ってるぜもう!」って感じの(寮生活以外の)大学生活全般において、先生の「抗う」姿勢や「真面目」に妥協しない姿だけが唯一の拠り所だったんだよなあ〜

なーんてご本人を前に口にしたことは一度もないが(^^;

ついでに思い出話を続けると、

「ああこの人は信頼できる人だなあ」

とふと思ったのが、知り合って三年間、彼が一度たりとも「彼氏いるの?」みたいな、よくある学生と若手教官の馴れ合いのような会話をしないことに気づいた時でした。
さらに、社会学者らしくいろんな分野に興味のアンテナを張って「問い」を立てる姿勢は、当時も今も狭い視野に安寧としがちな私にはもの珍しく映ったものです。
…が、理解しようと試みながらも、慎重に対象と一定の距離を置く姿勢を日常生活で貫くことはなかなか難しいことだと思うのです。
その点においても、周囲のじーさんばーさん教授の中でも圧倒的に若い先生なのですが、抜群に信頼できる方だなあ、と思ってます。

…っと、まだちゃんと読んでない現在、こんなことくらいしか言えないのですが(^^;


ご専門は「社会運動研究」。

『社会運動の盛衰の要因を把握するとともに、社会運動の担い手とその担い手を生み出す構造やそのための「しかけ」を考察』

することで

『今後の社会運動(環境運動)の「かたち」を考えていく』。

その上で

『人々の「抗い」の条件や「抗い」の意味を探る』

とのこと。

…まだ序文とまとめの流し読みしかしてない段階ですが、ワクワクしますねw

なにせこういうことが起っている時代ですし。





同時代・同世代を生きる者としては、状況を分析解読する必要性をひしひし実感します。




で、実はこの本、つい先日10日に人文書院から発売されたばかりなのですが、先生曰く

「1200部しか刷ってないのに自分の街角の本屋にあって驚いた」

とのことなので、京都の本屋でどう配置されてるかも観察してきました。
新刊ということもあり、結構目立つ感じで置いてあります。
しかし、配置棚がなかなか面白い(^^)

最初に向かった京都駅南口のアバンティ・ブックセンター。
社会学コーナーにあるもんだと思って右往左往してたんですが見つからず。
業を煮やして検索機械で検索したら、「日本現代思想」コーナーにあるらしいので向かってみると。。

200811171907000.jpg

ちょっとわかりにくいのですが。
この上の上の棚には右翼本、その下に左翼本が連なるのですが、先生の本はその次の棚、池田大作と護憲論に挟まるような感じで配列されていたのでした…
な、なんでだろう、「抗う」ってタイトルのせいかしらー??

しかし、今日行った四条のジュンク堂はもっと面白い光景。

200811191553000.jpg

じゃーん

なんとマルクスの『共産党宣言』(幸徳秋水訳)の隣に…!!

面白いので、今後も大型本屋に行く機会があればチェックしてみます。
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うまれてはじめて
ケータイ小説を読みました、パソコンで(^^;

しかし 異端っちゃ異端のケータイ小説、かもしれぬ。

『あしたの虹』


…そう、先日HN『ぱーぷる』で連載していたことを公表した、小説家の瀬戸内寂聴さんの「処女作」ですww


きっかけは本日のETV特集

『私の源氏物語〜千年語り継がれたロマン〜』


『平家物語』読みながら観てました(^^;


その中で、寂聴氏が光源氏をモデルとして描いたケータイ小説のことも取り上げられておりまして。
さらに、名前だけは知ってたケータイ小説家・十和氏もやはり源氏物語をモチーフにした作品を連載しているとのことです。
それはこれから読んでみようと思います。

では『あしたの虹』の感想を。

まずはプロフィールが面白すぎ。みなさま是非ご一読を(^^)

次に、どうやって連載したのか知りたい。
本当に自分の指でケータイに打ち込んだのか、紙に書いたものをアシスタントが打ったのか。
番組で執筆風景が出てましたが、あれはケータイ連載中の風景でしょうか…??
御年86才の小説家らしく、茶色の原稿用紙に万年筆で書かれていました。
しかしこのお年の方が、特にケータイの小さな画面に文字を打ち込むことは至難の業だと思うのです…60過ぎたうちの父親は、指がでかいのもあって全く打ち込めませんし。。
その辺りどうやって連載していたのか、気になるところです。

さらに、時々「思い出したように」使用された絵文字の意図が気になる。
ただの「ケータイ小説らしさ」の演出なのかどうか。
不自然なタイミングで現れたので、ちょっと驚いた。
演出だとしたら、最初から定期的に?使用すればいいと思うんだけど…

「若者言葉」も含め、「ケータイ小説らしさ」を意図していろいろ実験されているのがよくわかり、86歳でこの好奇心は「マジ」凄い。
「尊敬」を「ソンケイ」と表記しつつも「落葉松」や「老舗」にはふりがなを入れるなど、外せないところは残している。
しかし「ケータイ小説らしくない」文章(他作品を読んでいないのでやはり推測ですが)の調子が突然変化したり、また元に戻ったりするのがちょっとなあ…まあ、実験作品だとしたらそんなものかも。

サイトからは読者からの感想コメも閲覧することができます。リアルタイム連載の中で、読者とのコミュニケーションにより作品がどう変化していったのか…が気になって全部閲覧したんだけど…うーん、ここからはちょっとよみとれない(^^;

物語自体の構成はさすがにしっかりしている。
私がケータイ小説慣れしてないせいだろうけど、時々どうでもよくてぽんぽん読み流してしまう箇所も多々。
作者が瀬戸内氏だと知って読むのと知らないで読むのとでは全然違う感動があるんだろうなあ…知らないで読んでた読者の感想が「同い年くらいだと思ってたのに!」「泣いた!!」だったし、彼女の意図したことはまず成功したといっていいんじゃないかな。

私は…泣けなかったが…でも、感嘆しました…


ETV特集では、他にも与謝野晶子や谷崎純一郎、田辺聖子などなど、戦前戦後に現代語訳に取り組んだ作家たちの作品も紹介されていました。
もちろん『あさきゆめみし』の大和和紀もコメントされてました。
原画がキレーだったわー 
アニメ化中止、残念です…出監督ったら〜(^^;

江川達也の際どい絵がNHKでお目にかかれるとはおどろいた。やるな、えねーちけー


源氏物語も原文から、もういちど読み返してみたいのだけど。
今日久々に読んだ平家物語がね…「あーこれやっぱ私のバイブルだわあ」と。。
再び気になったのでこっちから先に読むはず。
大好きな『平家』研究書があるんだけど、「語り本」と「読み本」の遍歴が分析された箇所に

「民衆の求めた『2次創作』とは何か?」

とか書き込みされてる…いつのなんだか忘れたが考えてることかわんねー。。(^^;

『平家』は読み物として書かれたテキストと、琵琶法師によって語られるために書かれたテキストが混在するのですが、その特性からか「民衆の求める物語」に意図的に改作されてきた歴史があるのです。
カタチは違えど、まあケータイ小説との共通点もあるっちゃあるかもね。
誰かその辺、面白い研究してる人いないのかなー


むーん 読書の秋の力ってすごいね。。
またこんな時間だよ(泣
ああ明日こそ1限、遅刻せぬようおきないと〜
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ブームから遅れること15年
人によっては「えーっ今頃ー?」って言われそうですが。

93年に出版されベストセラーとなり、大問題となったあの「名著」、
『完全自殺マニュアル』を読んでおります。
100円でなければ絶対買わなかったでしょうが。
「クスリ」「首吊り」「飛び降り」と読み進めますが、「手首・頚動脈切り」でどうしても先に進めなくなったので、首を竦めながらこのぶんを書いております。

どうも刃物が駄目なのです。

刃物っつーか、「きっさき」が駄目。

そこにあてられる肉や皮膚を想像するだけで目がチカチカして鳥肌が立ち、気を失いそうになります。

ピーラーでさえ苦手なのだ。

包丁なんかも「これは刃物じゃない、包丁だ」と思い込まないと恐くて触れぬ。

前にも書きましたが、前世というものがあるなら、私の前世はきっと「へなちょこ侍」なのです。

何がへなちょこかってゆーと。

これは中学の時にみた夢なのですが。



どこかの武家屋敷の中を、白装束の私はざんばら髪で走っています。

どうやら何かヘマをやらかし、切腹しなければならない事態に陥ったようです。

しかし刃を前にどうしても実行できず、遂に逃げ出してしまったのです。

首切り役人が「覚悟なされよ」とかいいながら追っかけてきます。

あ、介錯人というのかな、切腹の場合。

で、涙をだーだー流しながらびびって逃げているのですが、そいつに捕まり、ふたたび屋敷の庭の上に引き戻されると。
一族?の名誉のため潔く切腹されよと言われ、ガタガタ震えながら、もう仕方がないので堪忍する、だがやっぱり腹を切る勇気が出ない。

幾つもの瞬間を乗り越え。

遂に私は泣きながら、介錯人に訴えている。

「じゃあもういっそお前が首を斬ってくれ、ただしひと思いにバッサリ斬ってくれ、絶対失敗しないでくれ、絶対一撃で斬りおとしてくれ」

と懇願してるのです。
いつの間にか後ろ手に縛られたまま、首を後ろにそむけながら。
介錯人?首切り役人はいい加減うんざりしたように「はいはいわかった」とか言っている。



ついに

一振りの太刀が…



しかし。

「ガツッ」 


と。

それはそれは鈍いいやな音をたてて…奴は失敗しやがったのです。

首を切り落とすには、熟練の技である一点を的確に狙わないといけないらしい。

しかし、よくあることらしいが、刃は首と頭蓋骨の付け根でがちんと跳ね返り、血しぶきだけが飛び散る…


「失敗するなって言ったのに!!」



ぶらんと半分だけ切れた首をぶら下げながら、血みどろの中絶叫する私…




目が覚めました。

その瞬間、「あーあれ体験したことある」となぜか思い、ガタガタ震えた。

以来、どんな陳腐な?殺陣のシーンだろうと何だろうと、刃が絡む画は苦手なのだ。

さらに数年後、少女漫画家の田村由美の短編集の中にこの夢にそっくりな場面を発見し(この夢を見る前には絶対読んだことはない)、作家の妄想と自分の昔の夢の中身が細部まで同じって一体全体どういうことだと謎めくのだった。


しかしそれじゃいかんよね。

例えば誰か子供が大怪我してたり、もしくは刃物もったキ〇が子供に襲い掛かってきたりしたら守らなあかんわけで、ガタガタ震えててはいけないはずだ。


そんなわけでいろいろ脳内シュミレーションするわけだけど、やっぱり怖い。

ので、やはりこの項目はとばして、次の「飛び込み」に進みます。
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うあー時間がほーしーいー
いちにち、せめてあと8時間はほしい。

勉学する時間、思考する時間、分析する時間、情報収集する時間、惰眠をむさぼる時間、菓子を食べまくる時間、バイトに行く時間、試行錯誤する時間、セックス(というかオナニイ)する時間、読書する時間、散歩する時間、全部やろうと思ったら時間が、あーもう全然足りない足りない、24時間じゃあ全然足りん…(泣)

そんな有様なので、昨夜も「文芸誌」を読む片目で横尾忠則の汚い爪に辟易しつつ時折『三四郎』を捲り返してポッキーを食べかつ小説のようなものを書きゆーちゅーぶでムーディー・ブルースの動画を検索する、という曼荼羅のような時間を過ごしておりました。

お昼に、木曜日限定でスーパーの前にやってくる移動古本屋に行ってきました。

コクトー詩集の隣に赤川次郎が並んでたりする、「宝は自分の手で掘り出したまえ!」ってスタンスの古本屋さんです。
CDとプレステソフトの品揃えは最低だけど、児童書と美術書とその他文芸本の品揃えは雑多で幅広く、おまけにハードカバーだろうが文庫だろうがキレイだろうがヨレていようが全品100円なのだ。素晴らしい。
そのスーパーの目の前にある超ショボイぶっくおふ(3階建て)の比ではないレベル。
売り場面積は屋台三軒分しかないというのに。

しかしそこでバッチリ埃を吸いまくり、収まりかけてた鼻水が今絶 好 調 。

あー ぐしゅんぐしゅん!!苦しいっ

あと3時間後にはバイトに行かねばならぬのに。

その1時間前には授業の準備と心構えと化粧もせにゃならんのに。

そういや今日から中学生も相手せなあかんのだ。

しかしねーむいーくーるーしーいー(;;)


それでも薬を飲んで頑張って、買ってきた金原ひとみ『アッシュベイビー』を読了。

『蛇にピアス』は残念ながらなかった。このタイミングを逃すとズルズル彼女を先延ばししそうになるので、一応帰りに向かいのぶっくおふで探したらあった。

しかしそこでは600円。

ふ ざ け る な ☆

勿論買いませんでした。
3階まで階段のぼってゼイゼイした体力を返せー(^^;
その後、近くの民家の裏庭カフェでお昼ごはんを食べました。
ここのサムゲタンは本当に身体に有難い、優しいお味です。

で、結局その古本屋で今日買ったのは、児童書3冊、ファンタジイ1冊、伝記1冊、井上ひさし1冊、完全自殺マニュアル1冊、そして金原ひとみ1冊の計8冊。

『アッシュベイビー』は…

「おおお!」って感じでした。

この手の題材や文章はネットで幾らでも見かけるけど、彼女はやはり「職業作家」なのですね。読めました、読めます。

愛だの恋だの薬だの血みどろ虐殺自傷幼児(いや嬰児だな)虐待その他諸々の直接描写は苦手なはずの私ですが、彼女の文章構成力と冷静な距離間、何より虐待される赤ん坊の生命力に支えられ、鼻水垂らしながらも鳥肌をたてることもなく、何とか読み終えました。

しかしまあ、物凄く誤解されそうな題材(と文章)です。

「よくある」話ですが、それを物語として確立させる彼女の冷静さに素直に感嘆。

「理解など、しなくてよろし」
「共感できるひとだけ、すればよろし」

な文章だらけの昨今ですが、彼女はそう見せかけつつ、実は何度も読み返して解読されるのを期待しているのではないかと感じました。
でも、恐らく大抵の読者の反応は

「これぞ純愛!うつくしい!!」

と絶賛するか

「理解できない、したくもない、カスだ、掃き溜めだ」

と翌日ゴミ箱に本を捨てるかぶっくおふに売るかのどっちかだと思われる。

そしてそれっきりな気がする。

どちらの反応も勿体無い。

ということは、もっと彼女の「言葉選び」に力がつけば、さらに強い吸引力を発する作品になるのではないか?

人の食わず嫌いは、(私を含め)なかなか直らない。

解読を望むのならば、「カスだ」と眉をしかめる読者の襟首を無理矢理掴んで引き寄せるだけの言葉の力が必要だと思う。

その点からみると、この作品はちょっと饒舌すぎるかなあ、と思う。

まーそっくりそのまま自分を省みろ、というところですがね(;;)


あと、出版社?側の『蛇にピアス』よりもさらに過激な世界!…とかいうキャッチフレーズはやめればよいのに、と思った。
もし私が4年前の私で、本屋の帯でこのフレーズをみたり、また文章の一部を取り出して見せられたりしたら絶っっ対、1ミリたりとも興味はわかなかったずだ。
いや、実際わかなかったから今まで放置してきたわけですが。
そして1ヶ月前の私であっても、そうだったと思う。
今日の私だから、読めた文章。

つまり、

「25歳」というキーワードがなければ、この先絶対出会うことはなかった文章。

さらに加えるならば、「夏目漱石」という100年前の神経質なおっさんがいなければ、手に取ることもなかったであろう文章。

以下、凄い乱暴な初期感想を箇条書きしてゆきます。

今夜こそ、「明日は何もない日」なのでちゃんとまとめたいけど。


結末の放り出しっぷりは『三四郎』も『アッシュベイビー』も同じである。

・当然ながら、作者の性別は勿論、世間的な立場、何より時代背景は圧倒的に異なる。
だが、背負っているものの吐き気のする重さはさほどかわらないのではいか。

・『三四郎』をエロい文だと思う人はあまりいないような気がするが、私は非常にエロい文章だと思う。

・だが私は夏目金之助氏セックスしてみたいとはこれっっぽっちも思えない。

・しかし驚くべきことに『三四郎』で「抜く」ことは可能である(まだ実践してないよ

・『アッシュベイビー』は「過激」であり、「エログロ」ではあるが、決してエロい文章ではない。

・よって『アッシュベイビー』で「抜く」ことはできない。

・さらに金原氏とお前寝れるかつったらまあムリだし、彼女も全力で拒否するだろうが、しかし彼女は骨と皮ばかりの厚化粧で顔色の悪い女の子、というわけでもなく、瑞々しい肉を持った「じょせい」としてイメージできる。まあ生きているからだろうけど。

・で何が言いたいかってゆーと、「エロ」と「同時代性」という観点から見たとき、両作品の共通点は結構ある。

・でも「言葉選び」の喚起力に関しては、まあ「文豪」の勝ち。

・解読する面白さ、解読しようと思える動機力、という点においても「文豪」の勝ち。

・しかし、解読されなければいけないという時代の危機感に関しては『アッシュベイビー』も『三四郎』も全く同じ重さをもつ。

・だが『アッシュベイビー』の読者は両極端な反応をするだけで、それ以上の解読を求めない。原因は作者の力量は勿論だけど、読者の怠慢の方が問題のはず。


以上。

あ 鼻水ようやくとまった。

あとギリ一時間、何するかな!

ひとまずコーヒーいれるか。

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ぶんげいしを買いました。
今日、生まれて初めて自分でお金を払い、「文芸誌」なるものを買った。

しかも2冊も買った。

それぞれ定価1,000円と920円。

高い…重い(物理的に)…(;;)

が、しかし、よく考えてみればハードカバー本も高いし重いのは一緒なわけだ。
それで一念発起して購入したのに大ハズレして泣くよりも、複数の作家の複数の作品を一度にまとめて読める「文芸誌」を購入した方が経済的にも精神的にもかなり効率的なのではないか?
しかも最近の出版業界の不況を考えても、ここで一石ならぬ一銭を投じる価値はあるはずだー!(←自分に言い聞かせる)

とりあえず目の前にあった『文学界』『群像』をちょろっと立ち読みし、レジへ向かった。

…あら 毎度のごとく おさつがない。

慌ててATMで引き落とし、再度レジへ(^^;


『群像』の、ぺらっぺらの薄い紙にインクのポッコリした感じ、後ろのページの文字がちょっと透けるやぼったい感じが何とも「文芸誌」くさくてイイ。
吉田修一氏と田中和生氏の『排除しない小説』という対談タイトル及び加藤典洋氏の『関係の原的不可―二〇〇八、「親殺し」の文学』というタイトルに賭けてみる。

『文学界』は20円高いだけあっていい紙使ってる。
こちらは新人賞の発表が特集されており、受賞者の生年月日を確認して購入を決めた。

1978年と1982年生まれの男性二人。

ちなみに夏目金之助氏がリハビリ執筆を経て、職業作家へ転身したのは1907年、氏が30歳の頃であり、ほぼこのお二方と変わらぬ年齢だ。
さらに今日読み終わって爽快な気分にさえなった『三四郎』を執筆したのが1908年、ちょうど今から100年前のこと。

100年前の職業作家と、100年後の同世代(3−5年の範疇は同世代でいいのか?)の新人作家の感性の差を比べてみるのも面白いだろうなーっと思って、ちょっと楽しみw

さらに注目すべきは、今号で『文学界』の同人雑誌評論が終了することに伴い、「全国同人雑誌リスト」が掲載されているのだ。

これ、ちょっと前に気になったニュースだった。
今、東京ビックサイトに数万人を集めるような「同人誌」ではない、文芸としての「同人誌」がどのように分布し、どう活動しているのか、気になるところだったのです。
WEB上にも無数にあるけどね。
活字媒体としてどんな活動をしているのか興味があって。


で、先程例の新人賞の方の1作品を読み終えたところ。

もう一作読んだ後、『三四郎』と一緒に感想を記したいと思います。


もう何年になるんだっけ…4年か。
綿矢りさ氏と金原ひとみ氏との芥川賞ダブル受賞、あれは2004年のこと。
あれで「同世代文学」ってやつにようやく気がついたうっかり者なのですが、やはりハードカバーで買うのをケチって、平積みされた本屋で立ち読みした。
そうそう、たしか当時るちみ姉の住んでいた多摩センの本屋だった。
1時間ほどで2冊とも読んだのだが、まあ、驚くほどピンとこない。

あれか、普段おっさんやじーさんの文しか読まないせいか(柳田國男とか平家とか今昔とか修司とか賢治とか)、文体の好みの差か、それとも彼女達と育った土壌が違うせいか、「島」と「内地」の差なのか、ってか買って部屋で読めば価値は上がったりして、いやいやタイミングが悪いだけでいつか「出会う」日が来るかも、等々、結構悩んだ。

とりあえず まあ 

いつか「出会う」日が来ることを期待し、棚上げしていたのだ。

あれから4年余りが過ぎ、自分の思考嗜好性癖その他云々を追究するのにいっぱいいっぱいで、周りの同世代が何を考えているか何を課題としているかに興味を持ったことはほとんどなかった。

が。

これからはもっと集中して見聞きしてかないとなあ、と思う。

あ 

でも明日もバイトだしな とりあえず今夜はこの辺でおやすみなさ〜い

(うまいタイミングでBGMのムーディー・ブルースも終わった)
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