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利きメロンパン
サークル〇の「まごころ仕込みおいしいパン生活」のメロンパン!!

許可しない!許可しないぞーッ!!(ノД`)

外は「カッチリ」中は「ザックリ」ではないか!!

いつものチョコチップメロンパンはどこだ!

何故かあれはちゃんと外は「サックリ」中は「しっとり」なのにー!!!

コンビニ利きメロンパンをさせていただくと。
一位はダントツでロー〇ンのチョコチップメロンパンである。
カロリーも申し分ない数値(メチャ高)で、どのロー〇ンで選んでもまず外れない。

次点がこのサークル〇のチョコチップメロンパン。
ノーマルよりチョコチップ入りの方が柔らかウマウマな気がするのは何故だろう。
悲しいかな、セ〇ンイ〇ブンのメロンパンはどれもあまりうまくない…固いのだ…
ファ〇マは交差点渡った先にあるのであまり行かない…
えーぴーは近場にないので判断できん。

そういえば大学の寮の近くに「ユーレイが出る」と噂の、入る店全て移転する謎の貸店舗に、あつあつふわふわの焼きたてメロンパン屋ができたことがあった。
しかしやっぱりユーレイが出たのだろうか(3坪くらいの広さしかないのに)、結構気に入ってたんだがそこも半年くらいで撤退しちゃったなあ…なんでだろー



突然ですが、「京都らしい朝の目覚まし」について語ります。

・・・

・・・

だいたい、朝7時くらいにそれは始まる。

ようやく出した毛布にくるまって眠りこけていると、窓の外からそれはそれは爽やかなお坊様の声が聞こえてくるのである。

あーーーー

あーーーー

あーーーー

あーーーー


腹の底から朗々と出しているに違いない、朝の空気をぴりりと震わせる声である。
それも一人ではない。
明らかに数人が、恐らくは一列になって、たぶん一定の距離を置きつつ行脚している、そんな声である。
どこか近くの道から声が飛び出し、だんだん大きくなり、部屋の下の道を通り、また遠ざかってゆく、それが延々と続く。

初めは何の宗教かと思った。
見ればどこからみても宗教家なので、修行とあらば眠りを害されても何もいえない。
いつもわいわい煩い〇志社の学生さんとは違うのだ…
(おーい 全ての会話が近隣住民にバレバレですよ学生さん!^^;)

お坊さんたちは托鉢の皿のようなものを持って、発声しながら歩く。
何教ですかね…この辺天理教の集会所が近いので時々そちらの信者さんたちの行列にも出くわしますが、天理教ってあーゆうのありましたっけ…??

しかし何といっても一番煩い目覚ましは、毎朝通り過ぎる「古本古雑誌回収」の車である。

♪パーパパーラーパーパー♪

「ご近所の皆さん 大変お騒がせしております」

お騒がせしすぎー!!

選挙カーじゃないんだから何も毎日巡回しなくても…(;;)

しかものんびり通り過ぎるからいやでも起きてしまう。
まあ朝早くに起きれば問題ないんですけどね…ふふふ。。


ちなみに「京都らしい夜の訪れ」についても述べると。

まあ京都に限らずかもしれませんが…

この辺り、夜も更けた10時ごろに

カチカチ 火の〜〜用心〜〜 カチカチ

と、拍子木を打ち鳴らしながら火の用心を訴える住民の皆さんがいらっしゃるのですよ。
初めてきいたときは突然時代劇かと思いましたよ。
今では律儀にガスの元栓をチェックしたりする私。


さて今日は塾バイトです。

今日からみんな大好き戦国時代に入るよ!
そろそろ飽きてきた頃だろうけど、ここでビシッと興味持ってくれよな!!(悟空風)

…無双シリーズのイラスト使ってプリントでも作ろうかと思ったが、説明書コピーしてみると凄く黒くて暗くて誰が信長なんだか秀吉なんだかよくわからん(^^;

そうそう、室町時代って京都っ子に教えるのすごい便利な時代でよい。
ふつーに〇〇寺の子とかいるし、北山に住んでる子やら〇〇通りの学校に通ってる子とかいてイメージしやすいっちゃしやすいのだ。
逆に鎌倉時代とかはイメージしにくいようである。
鎌倉幕府と室町幕府の変遷とかね…
ごめんよ尊氏、やっぱ君、ここ(京都)ではどうも悪役になりがちだわ。
そういえば時代祭りにも「楠木正成」はいても「足利尊氏」はいなかったもんな。
ある日のにっき。 / comments(0) / trackbacks(0) / meke /
北海道記(試)
のつづき


先日丼を持ち帰ったターミナルのお店に器を返し、フェリーに乗り込む。
人がいっぱいで、スペースを探すのもやっと。
疲れて、うちとるちみは丸くなって寝てしまう。
そして1時間50分後、稚内に到着〜

まず、前回泊まったラブホにるちみが忘れたケータイの充電器を取りにゆく(笑
郵便局でお金をおろして車の駐車料金を支払い(ちなみに私はこの時点ですっからかんなのでさっちゃんから5千円借りてる状態…最低…)、ご飯やお菓子を買い込んで、
いざ旭川まで200数十キロメートル☆

るちみ最後のふんばりどころです!!

そして私はビクビクヘタレナビ再び…

そうそう、そういや朝にK氏から電話があり始めて知ったのだけれど、前日(26日)、
北海道で地震があったのでした…震源地は釧路沖、なんとM8…ゾーッ。。

あの…私達はじめ釧路に行く気満々だったんですけど…めのう浜がなければ…

しかもかなりでかい地震で津波の被害も多かったらしく、東海岸沿いの町の多くが地殻移動したのだという…礼文辺りは震度1でほとんど何の影響もなかったけど、出張中K氏のいる茨城もかなり揺れたらしい。

――今回の教訓。

いくら僻地といえど(いやだからこそ)、周囲の情報はちゃんと入手しないとえらい目に合う…

しかしほんと悪運強いなうちら。


――さて、旭川までの帰路はやはり私の最低ナビのお陰で散々であった。
ギリギリ、やっとのことで返却17時を20分過ぎたところで旭川に到着。
今度は電車で最終宿泊地・札幌まで50分。
三人とも疲れ果て、何も言葉を発することなく、別々の席にて居眠りしながら辿り着く。





ワシントンホテルにチェックイン。
荷物を下ろして暫しボーッとする。
とりあえず夕食…しかし気力も体力も限界。
まあ適当に歩いて適当な店に入ろうってことでフラフラと外へ。
…雨が降ってくる…
適当〜な割に結構歩いてしまい、地下の中華料理店へ入る。
が、結構いい雰囲気で、まずまずのアタリであった。
体力を一番消耗しているるちみはお粥、私は羊肉、さっちゃんは坦坦麺を注文する。
カクテルを1杯ずつ頼んで乾杯したら少し楽になる。
お粥と麺を回しあって食べ、あったまって外に出る。
雨に降られながらホテルへと戻り、途中コンビニで少し酒を買う。





K氏と電話した後、家から電話があった。

ま ず い 。

そして案の定。

「アンタ、今日通帳見たら残金数百円ってどーゆうこと!?」

ゾーッ、まさか北海道来てますなんて言えない…
ましてあんな大地震があったのに。
パニック性の母には絶対言えない…

「2週間で10万円よ!!異常じゃない!?」←仕送り入金の後、即旅に出た。

う…確かに…

さすがに今回はやりすぎた…そしてトドメ。

「あんた まさか サラ金なんかに手ぇ出してるんじゃないでしょうねっ!!」


そこまでいかねーよー!!(泣
確かにVISAで服買っちゃったけど…6000円くらいだし。。。モゴモゴ。
すみません、冬支度に使いすぎました、と謝る。
現金はあります、と大嘘をつく(ない、自分のオカネは10円もない)。
久しぶりに猛省…

そして最低なことに妹,房擽發鮖遒澆襦

即答で断られる。

…まあ当然です。





その夜はミニ飲み会。
ほろ酔いさっちゃんのドロドロ話を爆笑しながら聞く。
そしていつもどおりさっちゃんは先に寝てしまい、私とるちみはうつらうつらしながら四方山話…
K氏のどこがいいの〜?とか…あは。





翌朝9時起床で、まずは新千歳へ。
12時30分発なのに、ギリ17分までお土産を買う。
つっても私はお金がないので専ら試食しまくり…
そしてウトウトしているうちに羽田着。
K氏もちょうど同じ時刻に茨城から帰ってきたので東京駅で合流することにし、
お昼を空港の中華レストランでとる。
あんかけご飯とラーメン。
オレンジの陽の光が差してくる。
くったり疲れたし、顔合わせ(寮の行事)をまたサボるのに心残りはあるけれど、
今はとりあえずみんなお疲れ様…





その時三人で描いた絵。
上の北海道がさっちゃん、横のミンミンが私、ポニョのフジモトみたいなのがるちみ画。




***補足***

以上、行き当たりばったりギリギリ北海道記でした〜
私はお金もギリギリ、むしろマイナス、るちみは命を削って体張ってくれました(涙
なんと道中、薬局で薬買って飲みながら運転してたのだ。
恐ろしや、皆さん絶対真似しないように…!
ああ、あの時絶対免許とろうと心に誓ったのに…
この度下の妹が取得したため、家族で唯一無免許の女となってしまいました、私。

この日記自体は旅から帰還した29日に書いてるので、実はまだ長い続きがある。
K氏との東京記、というわけでこれもまた有り得ん展開だらけで面白いっちゃ面白いのだが、まあ今回はこの辺で。

秋の夜長にフジ子・ヘミングが心地よいです。

たまにはね、しょっちゅうは辛くて聴けないけれど。。
ある日のにっき。 / comments(0) / trackbacks(0) / meke /
北海道記(試)
△里弔鼎。



いろは坂に行ったことはないですが、こんなもんだろうかってなくらい急な坂道をゆるゆると登る。
とあるカーブを曲がったところで、ふいに視界が開けて、断崖絶壁が現れ、思わず声を出す。
褶曲した地層がでろーんと威圧する。

冬なら絶っ対来たくないぞ。

だっていかにも雪崩きそうだもん。

そして坂道を縫うようにして再び海岸線に沿って進み、香深より寂れた元?港町を細々と通り抜けると、黒い浜が見えてきた。
めのう浜である。
車を止めて、早速浜に降りる。
レンタカー返却まであと20分弱。
いざめのう探し!である!

…とはいえ、三人ともめのうがどんなものかよくわからないので(オイ)、近くのお土産店に陳列されためのうを見て、再び探しにかかる。
円い石ころだらけの浜で三人、これは?と思う石をザクザク探す。
…と、途中で観光バスがやってきてとまり、同じ目的のじーさんばーさんがゾロゾロと出てきた。
いやあ皆えらく気合が入っている。
ライバル?がいるとなると俄然張り切ってしまうのが人間なのか。
つい我々も夢中になりがち。
たかがめのうでこれだもん、人が宝石に血眼になる気が少しだけわかった…


めのうかな?のカケラを数個と、個人的に気に入った木星みたいな石を数個拾って、お土産やさんのおじさんに見せてみる。
この浜、30年位前にでかいめのうはほとんど採り尽くされて、今はあっても小さなカケラくらいのものらしい…が、何と私、そのカケラの割と大っきいの拾ってた!!
やれ嬉しや。
やっとK氏へのお土産ができたぜ。

200810130015000.jpg
木星みたいな石たち。
めのうは氏にあげちゃったから、ない。




大急ぎで港のレンタカーにとって返し、車を返却してバスを待つ。
あと15分ってのに、るちみたちがウニ丼食べたいってことで、ターミナル2階のお店(武ちゃん寿司)で、カニイクラ丼と3000円のウニ丼をお持ち帰りしてもらい、バスの中でかわりばんこに食べる――そのうまいことうまいこと!
ウニなんてほとんど食べたことない上、特にどんな味かも知らなかったけど、本当に美味かった。
多少ギクシャク気味だった空気もこれで吹き飛んだくらいである。
おいしいご飯の力ってすごいなあと思う。





日が暮れ、そして夜になり、バスが海岸を走る。
乗客はほとんどいない。
キャンプ場近くで下ろしてもらい、コテージを借りる。
1泊1万5千円、一人入場料500円。
あまり期待はしてなかった――けど、入ったら割りとキレイで広くて嬉しくなる。
これでやっと、久しぶりに、一人ひとつの布団で眠れる〜♪

コインランドリーで洗濯して、買出しに行き、今度の旅の大精算会を開いた。

…ひどいもんであった…

私、最大の借金女王。

るちみとさっちゃんにそれぞれ8千円近く借金してる上、残金27円…

そしてさらに大ピンチ。
三人のオカネを合わせてみても、明日港から稚内へ帰るフェリー代がマジでギリしかないことに今頃気づいたのである…つまり、ここから港まで帰るバス代がない…!!

船の1便が出るのは明日の朝8:45分、郵便局が開くのは9:00.
1便に乗れなかったら、稚内から旭川に戻る時間が遅れてレンタカーの延滞料金がすごいことになるし、1便に乗るにはバスに乗らねばならず、しかし郵便局に行って金を下ろさねばバス代はないし…

明らかに、バスに乗る前に食べた3千円のウニ丼のせいである…

うまかったからいいけど…絶句。

ギリギリを常に何とかかわしてきた今回の旅、最大のギリである。


――ヒッチハイクしかない――


朝、ここで車を拾って港まで、どうしたってヒッチせねば万事休すである。
一応、キャンプ場の管理人に相談しに行く。
すごーく困ってみせれば、もしかしたら彼が同情して何とかしてくれる――かもしれないじゃな〜い。
…しかし甘かった。
度の厚いメガネの彼は、状況を聞いて一言、


「ヒッチハイクしかねえなあ…まあ、ムリだろうな」


…うーむ、かえって決意が固まった…
この時期はシーズンオフであまり人がいない上、朝は仕事に行く人くらいしかまばらに通らないだろうが…まあ仕方あるまい。
戻ってそれぞれ風呂に入り、明日は5時起き6時発ヒッチを確認して、寝る。

――とはいえ10時前に眠ったのはさっちゃんだけで、うちとるちみは例のごとくエログロトークで11時ごろまで起きてた。
シーツが真白で清潔で嬉しい。
夜中、K氏から電話がくる。





5時、フラフラと起きて身支度。
朝ごはんは、昨日買って来たインスタント味噌汁とうどん。
6時15分に出発。
まさかこんなことになるとは…
せっかく湖を散歩しながら日本最初の朝日を拝もうと思ってたのに。

冷え込むのでコートにショールをまとい、3人で
「香深」「乗せて」「下さい」の紙を持って歩く。
この辺りは、船泊という、礼文にふたつある村のうちのひとつである。
るちみの一言で、最初の10分で進路を反対に替えた。
…それが運命の(いろいろな)別れどころだった。





歩けども歩けども…車は割りと通るのだが、ちっとも止まってくれない。
苦笑いして通り過ぎる人、全く無視の人、スピードダウンしてそのまま通り過ぎる人…
私が肝心の「香深」の紙をヘラヘラ持つので、るちみは始終怒りっぱなし。
こうして我々はまたひとつタフになってゆくのです…ふはは(泣

歩くこと30分近く。
2キロはあっただろうか。
見てしまった…反対方向の矢印と共にある、「香深 24km」の看板を…

最初の進路が合ってたんだー!!

道理で車止まってくれないわけだよ…
香深行きの車が多かったのに反対方向に向かって進んでた訳だ…
あーあ。

…ってなわけで、戻る。
元のキャンプ場へと。
方向の紙を「船泊」に書き換え、再び切ないアピール開始↓









一応、もう少し待てば最初のバスが通るはずだが、これに乗ると1便の船に乗れないし、仮に逃したとしても結局2便以降になるわけで、正直私はヒッチを諦めバス派であった。

…が。

キャンプ場を過ぎたところで、とある集団を発見。

それは――交通安全キャンペーン集団。
朝、登校する子ども達に挨拶しながら指導する、アレである。
黄色いタスキをかけ、実はさっきも出会った人々であるが、今度は人数も多かった。
もしかしたらもしかするかも…と声をかけ、香深までの道のりを尋ね、状況を説明。
すると…ビンゴー!!
何とその中に礼文町長さんがいらっしゃって、もう10分一緒に交通安全キャンペーンをしたら、公用車で港まで連れてってくれるというではありませんか!

…そんな訳で、暫く道行く町民の皆さんに挨拶したり、近くの川(排水溝がつながってるのでキレイじゃなかった)にいるBIGシャケを見たり、礼文の話を聞いたりしつつ(高校に行く半分は札幌に行って島を出てしまう、夏はコンブ干しアルバイトで島外から来る若者も多い、でも人口は2400人くらいで寂しくなってきてる、皆さん嫁に来て礼文に住みませんかね等々)、楽しんだ。

そして本当に、フカフカソファの公用車に乗せてもらい、港まで快適にドライブしたのでした。
町長さんがいろいろと礼文の話をしてくれました。



***補足***

今はどうかしらんが、沖縄、特に本島では中高生がふつーにヒッチハイクするんでちょっと問題になったことがある。確か高3の夏に大型台風が来た時、寮生の一人の誕生会をしようってんで嵐の中ケーキを買いに行った友人たちが、帰りにタクシーもバスも通らない豪雨の中立ち往生した際も、通りがかりの車2台を乗り継いで寮に帰還したことがあったな…

だが私はこれが初ヒッチだった。
シャイな私には、なかなか「乗せて」と紙を頭上に掲げる勇気がなく、るちみにさんざ怒られた。
まあ結果として町長さんにめぐり合えたし、船には間に合ったし、万々歳だ。
ちなみに礼文島では毎年夏、長期のコンブ干しアルバイトを募集しております。

『礼文町HP』

暇な学生やフリーターの皆さんは是非、絶海の孤島でコンブを干してきてください。
たぶん、私達が行った時より花咲き乱れる美しい島の風景が貴方の心も身体も癒してくれることでしょう。美味しい昆布やウニ・イクラ・海産物も食べられます。

ちなみに来年頭には我が島の畑のキビ狩り隊も募集しようと本気で考えています。
鎌と宿と酒は提供しますので、往復の旅費だけ確保して頂き、お出で下さいなー

そして北海道記、まだ続くよ。
あと1回で終わるかな。
これ、当時手書きの日記に書いてたんだよねえ…
毎日毎日、凄い長さだよ。根気のない私が、よく続いたもんだ。
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北海道記(試)
9/29(月)

25日、ラブホを出てまずは宗谷岬へ。
そんなに突出した岬ではなく、道路沿いにふいに現れた広場って感じだった。
あの、△のモニュメントの前でまあ記念撮影のようなことをして、間宮林蔵と写真を撮ってから、フェリー乗り場へ。

近くで漁連が即売会及び屋台を出していた。
大喜びで、出航時間ギリなのに朝ごはんにした。
カニ汁とうに丼(←これがすげえ美味しくて感動した)、海鮮セット(サンマ、ツブ貝、イカ、ししゃもをその場で炭火焼して乗せてくれるという…サイコー)をぱくぱく食べて、大あわてで車を預け、出航5分前に礼文島行きの船に乗り込む。

稚内がだんだんと遠くなり、さらに最北端の地へ行くワクワク感でいっぱい。
甲板に立ち、K氏からお借りしたショールを吹っ飛ばされないようにしながら波の模様を見ていた。
曇り空だし、風はびうびう冷たいし、海は黒々と広がっている。
ゆったりうねるその表面は、船がつくりだす白い波紋の動きを受け入れ、受け流し、
「母なる海」とはまた別の意味で、女の腕のようであった。





礼文に着くと、まずはレンタカー探し。
時間も時間(昼1時くらい)だったし、雨降りそうだしで、どう考えても自転車やバスやらで移動することができない。
さらに、今夜の宿のキャンプ場は港のある香深(かふか)からけっこう離れてるし…
ってことで、とりあえず3時間だけ借りて島内をできる限りまわって、で、5時のバスでキャンプ場に行くことにした。

香深は、ホテルや土産品店などで割に賑わいのある町だ。
海が町のすぐ側にあり、海岸線はガードレール一本で隔てられ、ほとんど海面ギリである。
漁業がまだ元気な町なので、それほど寂れた感じはなく、道ではコンブを干したりする人の姿がちらほら。

――ところで、この島でのるちみの疲労は大層なものでして、初心者ドライバーはお断りのところを何とか借りたものの、急カーブや狭い道の多いこの島はレンタカー事故も多いらしく、出発前散々びびらされた。
そのストレスもあり、さらに私のヘタレナビにブチ切れそうな雰囲気だったので、さっちゃんにナビをパスして、私は言葉少なにボーッとしていた。

まずは(少しは)安全な海岸線コースで、北の岬の方まで。
途中、高山植物培養センターに入る。
三人の空気が微妙にギクシャクしていたところだったので、この丘に降りると三人して自然と散らばり、かなり長い間互いにフラフラしていた。


花の季節が丁度終わった頃なので、ナデシコくらいしかポツポツと咲いていない。
もうすぐ枯れそうな草木が風に揺れているばかりだった。
礼文の丘はなだらかで、幾層にも連なる。
あまり急ではない。
みんな言っていたが、何となく与那国に似た風景ではある。
ただ、この日は風がさほどなかったので、与那国の方がもっと荒んだ感じがする。

座り込んで見渡すと、なだらかな丘のラインが女のおっぱいのように見えてくる。
またはたおやかな腕や腰のラインのような。
(ところがアイヌ神話では礼文が男神で、ごっつい利尻が女神なんだよなあ)
すばらしく静かなので、蜂の羽音や鳥の羽ばたきまで大きくきこえる。















ハッと気づいた。

「点」になっていた。

または空気に溶け込みそうな感覚に。

不思議と寂しくはなかった。

いつもなら旅先では寂寥感にしめつけられて、どうしても回帰すべき場所(や、K氏)を求めて落ち着かなくなるのに。

私は私でしかなく、ひとつでしかないのだった。





ひとつでしかない私は、それをそのものとして完結してしまう。

「点」になることの意味を今の私は知らないが、拡張してゆくことの愉しさを今は追及したいので、
いつまでも「点」に留まるわけにはいかない。


――ってなわけで、我に返った。


散策すると三人とも少しは気分がマシになったので、もう少し先まで行ったところでUターンした。
今度は危険ギリギリ山道カーブ・西海岸コースである。
目的は、今回ゴールを礼文にした恐らく最大の目的、「めのう浜」である。




***補足***

礼文島は、北海道北部、稚内の西方60kmの日本海上に位置する、(北方領土を除き)日本最北端の人の住む島である。
人口は3000人ちょっと。
島全体はなだらかな丘のような地形で、季節風が年中吹き付けるため高い木はなく、荒涼とした風景が連なる。
すぐ側には昆布ブランドとして名高い利尻島があり、礼文からは利尻富士と呼ばれる利尻山をゆうゆうと眺めることができる。

夏には高山植物の花咲き乱れる美しい島だというが、我々が訪れた9月末は既に観光のシーズンも終わり、干されたコンブをちらほら見かけるくらいの寂しい雰囲気であった。
ここに向かった最大の目的は、最後の一行にあるように、「めのう浜」でめのうを取りに行くこと。

めのう…瑪瑙…仏経典では金、銀、瑠璃(るり)、玻璃(はり)、シャコ、珊瑚(さんご)、瑪瑙(めのう)と7宝に数えられているというのに、世界中でよく採れることもあり、あまりパッとしたイメージのない鉱物、めのう…

で、この礼文島の元地海岸ってところに「めのう浜」なる浜があるらしい…とるちみが言うので、じゃあそこでメノウハンティングでもしてみようぜ〜ってことになったのだ。

無事採れたかどうか、つづきはまた今夜中にでも。
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北海道記(試)
9月24日(W)


稚内に来てみました。
東にオホーツク海、西に日本海。
日本最北端の市です。
明日宗谷岬で間宮林蔵に挨拶して、利尻か礼文に行きたいと思います。





22日に多摩セン・るちみ姉Mさん宅へ行った。
夜はニンニク・しょうがのたーっぷり入ったスタミナ汁。
るちみは肺炎なりかけでゴホゴホ状態…
私とさっちゃん二人して5時ごろから立川へお買い物に行く。
立川ラーメンを食べて、コートとタートルネック、食料を購入。
肌寒さが増してきたので、K氏からお借りしたストールをまとう。
布っていいな。

その夜は、マグロあらであら汁と、私がナス・ピーマンのオイスターソース炒め、レバニラ炒めをつくって食べた。

〜中略〜

翌朝、つまり今朝7時起床。
8時半のバスで10時半に羽田着。
ご飯を食べ、出発5分前、ギリッギリで飛行機に滑り込み。
K氏から借りた超レア本、『社會に對する醫師の警告』(大正五年刷)を読んだり読まなかったりしながら新千歳着。
即旭川行きの電車に乗り、思ったより早く旭川に着いた。
ってなわけで結局、当初の予定通り稚内に行くことに決定…
肺炎なりかけ女の運転で…



日本海側コースを辿るルートで、旭川→深川→留萌市→小っせえ町、道、町、道…→稚内。
いやあ…まっくらのくら、初の土地、しかもナビは私だし。
途中何度かミスりながらも大過なく安全運転で無事到着。
あーあ、私が免許持ってたら少しはるちみさん楽だったろうに…申し訳ない。

道中、退屈せぬよう口を無意味にまわしっぱなしで、稚内に着いたのは夜11時過ぎだし、さすがにつかれた。
ナビに振り回されて市内をふらついた後、ケータイでラブホを検索しまして、無事、野寒布岬の端っこにある古〜いラブホに女三人で滑り込みました。
ふう…いやあハードだなあホント。。。





**補足***

2003年9月、京都の私、宇都宮のるちみ、山口のさっちゃんがるちみ姉の住む東京は多摩に集合し、北の大地へと向かった。
目的は特になく、とりあえず進行方向を東にするか北にするか着いてから考えることにした。

しかしこの旅、出だしからなかなかしんどかった。
なにせ唯一運転免許をもってるるちみが、前日から肺炎になりかけたのだ。
いや、はっきりゆってありゃ肺炎だったな、ね。

さらに言えばそのるちみも、免許を持ってまだ数ヶ月しか経ってなかった。
それで地図を読めない私がナビして北の大地を疾走する訳だ…結構なハイリスクである。

海岸線ギリギリを闇夜になるまで突っ走ったが、あの時完全に病人・るちみに命を預けていた。海に落ちても文句は言うまいと思った。しかし私は泳げないので、万が一事故ったら死ぬだろうな、と思いつつ。

まあ、なんとかその日の内に日本最北端の地にたどり着けた。
ちなみに私は日本最南端の市出身です。

で、レンタカー泊するわけにはいかんので(病人いるしー)、大きな声ではいえないけども、僻地の旅の宿「最後の手段」、ドライブスルーで入れるラブホに泊まったわけだ。
入り口に受付のおばちゃんとかいない、あのタイプのね。
ま、監視カメラとかで集団泊バレたら即追い出されるけどね。

このホテル、「昭和」の看板をガッツリ背負った典型的なラブホでして、何せ料金の支払いがベッドの枕元から透明の管みたいなヤツにお札を入れて、バキュームのようにお札が吸い込まれてゆくシステムだった。爆笑した。
シャワー室のタイルとかリノリウムの床とか、いやー古いラブホって面白すぎるよね。
そうゆうラブホ写真集とかエッセイとかないのかしら。
ああ、写真のひとつも撮っておくのだったな…

そうそう、『社會に對する醫師の警告』とは、明治の漢方医が書いた西洋医学の流行に対する警告のご本ですw
その手の珍本・稀少本が豊富なK氏宅よりお借りして、暫く読んでた時期がありました。結構鋭い指摘もあったりしつつ、笑えるのです。
そして漢字の勉強にもなるという(旧漢字だらけ)。

北海道記、まだまだ続きます。


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とある9がつの1ペエジより

冷気立ちこめる窓の外より

泪なくして私を眺めるあの女は

黒髪の、上唇のポカンと開いた、まばたきをしない女であった。







女曰く、

「あの夏のハイビスカスはまだあそこにへばりついているの」

と。

私は応えて、

「今はため息は面倒なの、ごめんなさいと、彼女に伝えて」

と。







それでも

つい

こんな夜だから

女にとりすがって叫びたくもなる






何に対してでもない

訳もわからない


「いやだよぅ、いやだよぅ、こんなのはいや!!」


と。







・・・とはいえ割と充足してるのです。



「ええ、わかってます。

 持ってゆきどころがないのよね。

 ことばは何だっていいのよね。」



女がはじめてにっこりほほえむ。







そして私はまどろんでゆく・・・



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